2014年01月

何となく惑星を撮ってみたくなりゲト。モノクロだと後処理が面倒なのでカラーが欲しかったんですが、なぜかカラーは日本では売ってないので海外通販です。今回のショップはCyclops Opticsです。599リンギット(19K円ぐらい)でした。ここは送料無料(EMS)なのが良かった!
んで昨夜、天気が良かったので早速木星を。
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GS200RC/SharpCap2/Registax6/500フレームを処理して等倍クロップ/ステライメージ7で画像復元
今回はとりあえず直焦点でやってみたので小さいです。また今度バローかコリメートでやってみよっと。

GS200RCの光軸もだいたいOKになったようなので、実際にブツを撮って確認。
ん、これなら大丈夫そう。これから春の銀河撮りに活躍してもらいましょう!
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最近とっても寒いですねー。てことで冬景色を撮りに行ってきましたよ。しかし行ってみると、道路にはそれなりに雪があるものの、そこらの景色はあまり雪景色じゃない。ま四国なんでしゃーないですが、これでは運転がダルイだけで撮るものが無い!ま、こんなこともあろうかと超望遠の出番です。これなら雪山に登らないでもOK!(笑)
以下BORG71FL×1.08DGT、カメラはE-PL5なので35mm換算で864mm相当です。
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前回の光軸調整を応用すると、こんなこともできます。
この例ではちょっとはみ出てますが(笑)、収まりの良い焦点距離のレンズを使えばOK!
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RC鏡の光軸調整、安上がりな方法を見つけたかも?と前に書きましたが、うまくいったようなので自分の備忘録を兼ねて記事にしてみました。分かりづらいとは思うけど、今回はとりあえず文章のみ。ただし、専門家ではないのでこれで正しいのかは不明です。

簡単に言うとコリメート方式でカメラのライブビューを使い、さらにネビュラフィルターを使ってオートコリメータ的に光軸を調整しようというものです。最終的には実写で確認が必要ですが、ここできっちり調整できていれば実写でもほぼ問題ないはずです。なお作業は日中に行います。望遠鏡は太陽へは決して向けないように!

カメラによる反射像の確認は背面液晶でもいいですが、リモートライブビューを使用するといちいち移動しなくてよいので楽です。ここでは普通のカメラを想定していますが、ガイドカメラにレンズをつけて画像をキャプチャーするようにしてもいいでしょう。ただしカメラはカラーのほうがやりやすいでしょう。

0.準備
・GSRCJ90は調整していない状態にしておく
・コリメーションキャップ等である程度光軸を出しておく
・望遠鏡は空へ向ける。直射日光が入らないよう注意!レースのカーテン越しなどが安全。
空でなくても均一な明るいバックが得られればOK。
(モニタを白一面にしてそこへ向ける、など。ただしちょっと暗い)

1.カメラに普通のカメラレンズを装着
・レンズは35から50mm程度
・最短撮影距離が短いレンズが良い
・できればIF方式のレンズが良い

2.レンズのフィルターネジにノーズピース接続
31.7または2インチどちらでも可
※レンズのフィルター径が52mmの場合(BORGパーツ使用)
レンズ - BORG M57→M52AD【7405】- アイピースアダプター 50.8→M57/60AD【7425】

3.ノーズピース先端にネビュラフィルター装着
LPSシリーズ等、見た目ハーフミラーっぽいフィルタが良い
(マルチコートされたフィルターなどは不向き)

4.カメラを望遠鏡に接続(3.の状態で)
・ライブビューON
・絞りシミュレーションモードにする
・カメラはマニュアルモードにする
・絞りはできればf5.6~8ぐらいにする
・露出は+2~+3ぐらいになるようシャッター速度調整
・以後、背面液晶またはモニターを見ながら調整

5.副鏡調整
・ピントを副鏡のセンターマークに合わせる
(副鏡表面のゴミなどが写るピント位置を探す)
・ピント位置を微調整して判別しやすいところにする
・センターマークと背後のボケが同心円になるよう副鏡を調整する

6.主鏡調整
・ピントをスパイダー付近に合わせる
・副鏡やバッフルリングなどがすべて同心円になるように主鏡を調整する
・副鏡全体の見え方も均一になるようにする
※斜めになっていると副鏡が楕円に見えるので、正円になるようにする

7.5-6繰り返し
・ピントを副鏡のセンターマークに合わせたときと、スパイダー付近に合わせた
ときの反射像のズレがなくなるまで繰り返す

8.GSRCJ90調整

・ピント位置を前後に調整し、同心円から外れた反射像が無いか確認する
・同心円上にない反射像がある場合、GSRCJ90を調整し同心円になるようにする

9.5-8繰り返し

・ピント位置を前後に調整し、同心円上にない反射像が無くなるまで繰り返す

※反射像のズレを調整する場合、一気に調整しないで半分ぐらい調整しろを残した状態で
次のステップに移り、少しずつ全体を調整する。

※GSRCJ90がない場合は7まで。完全には調整できないが、やらないよりはマシ。

※ニュートン鏡も同様に調整できるはず。

結果(実写)はこんな感じになりました。バッチリ!
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